アフターマーケット別冊
2025年版

自動車部品・用品
マーケット要覧


部品/用品/整備の最新市場動向・規模を徹底追求
アフターマーケットに携わる事業者必携の一冊!!

B5判 176頁
3,300円(税込)送料別
(2025年7月31日発行)

日本自動車整備振興会連合会が2025年3月に発行した「令和5年度実績による自動車整備白書(令和6年度版)」によると、2023年度(令和5年度)のわが国の総整備売上高は6兆2561億円でした。前年実績を3489億円、5.9%上回り、3年連続の増加となりました。また、2005年度(平成17年度)以来、18年ぶりに6兆円台に達しました。
しかし、1事業場当たりの年間整備入庫台数(全業態平均)は、車検整備、定期点検整備、事故整備、その他整備のいずれにおいても前年実績を下回っており、総整備売上高の伸長は単価上昇によるものであると言えます。そして、単価上昇をもたらしたのは、工賃や車検・点検の基本料金の見直し、部品材料費の高騰であると考えられます。
事実、2024年度の自動車メーカーの補修部品販売実績は概ね好調で、その主因は値上げによるものです。また、整備事業者に補修部品を供給する部品商の業績も堅調で、部品商の全国組織の事業協同組合である全日本自動車部品卸商協同組合が組合員を対象に実施した最新のアンケート調査によると、過半の組合員の売上高が前年実績を上回っています。
工賃の引き上げ、補修部品の値上げは今後も続きそうで、自動車整備市場、補修部品市場ともに当面堅調に推移すると思われます。しかし、物価上昇に対して消費者が敏感になっている折、その影響が懸念されるところです。
本書は、アフターマーケットの一端を構成する部品・用品について、主要な品目の市場規模を算出するとともに、販売チャネルごとの動向を分析し、さらに商品別の最新情報と販売動向を網羅したものです。

第1章  アフターマーケットの動向
アフターマーケットの概況
《サービスチャネル別の動向》整備工場・ディーラー
《サービスチャネル別の動向》カー用品店
《サービスチャネル別の動向》SS(サービスステーション)
《サービスチャネル別の動向》タイヤショップ、ホームセンター等
自動車メーカーの補修部品・油脂・用品売上動向



第2章  タイヤ・バッテリー
タイヤ
バッテリー



第3章  重点補修部品
ディスクパッド
《トピックス1》エムケーカシヤマ
《トピックス2》ディクセル
ブレーキシュー
ディスクローター
オイルフィルター
エアフィルター
エアコンフィルター
ワイパーブレード
スパークプラグ
補機ベルト
タイミングベルト・チェーン
復刻部品
発炎筒
LED非常信号灯



第4章  自動車リサイクル部品
自動車リサイクル部品



第5章  オイル・フルード
ガソリンエンジンオイル
ディーゼルエンジンオイル
ブレーキフルード
LLC
ATF/CVTF



第6章  ナビ・オーディオ
カーナビゲーション
リアモニター
ディスプレイオーディオ
調音施工
デッドニング
車載用Wi-Fiルーター



第7章  重点・注目用品
カスタマイズ市場
カスタマイズパーツ
アルミホイール
踏み間違い加速抑制装置
ETC車載器
ドライブレコーダー
緊急脱出ハンマー
チャイルドシート
イルミネーション
フロアマット
タイヤチェーン



第8章  盗難防止用品
自動車盗難の最新事情
盗難防止用品
バッテリーロックナット
盗難防止用ホイールロックナット
盗難防止ネジ



第9章  カーディテイリング
ボディコーティング
ラバーディップ
カーラッピング
プロテクションフィルム
ウインドウフィルム
プラスチック修理・再生
ヘッドライトクリーニング
デントリペア
インテリアリペア



第10章  大型車部品・用品
ブレーキライニング
リーフスプリング
エアスプリング
クラッチ
ウェッジブレーキチャンバー
ブレーキエキスパンダー
エアドライヤ
オイルシール
タイヤ空気圧モニタリングシステム
後付け安全補助装置
フューエルフィルター
《トピックス3》いすゞ
《トピックス4》スリーボンド