B5判 136頁
2,500円
(本体価格2,381円)
(2012年3月30日発行)

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 日本自動車整備振興会連合会が実施した「自動車分解整備業実態調査」によると、2010年度における総整備売上高は2.1%増の5兆6021億円となり、2009年度の0.4%を上回る伸びを示し、2年連続の増加となりました。
このことから、業界関係者の間からは「整備市場もようやく底を打った」という声も聞かれます。しかし、日整連では「まだリーマン・ショック以前の値にも回復していないので、2005年度をピークとした緩やかな総整備売上高の減少傾向は引き続いている」と分析しています。
日整連の指摘のとおり、近年の総整備売上高は2005年度の6兆945億円をピークに、その後は5兆円台での推移が続いており、市場規模は減少傾向にあります。その中でも、リーマン・ショックの影響を受けた2008年度は5.3%の減少と大きく落ち込みました。その反動もあり、2009年度と2010年度は増加で推移しましたが、リーマン・ショック前の2007年度の売上高にも回復していないため、マイナス基調が続いていると日整連では分析しているのです。
そのことに加えて、自動車整備業界には難問・課題が山積しています。
整備需要面で言えば、保有台数が本格的な減少時代を迎えたことで、総需要がマイナスの方向に向かっているうえに、車両構造の変化と消耗部品(部品・油脂)の交換インターバルの長期化等により、1台当たりから発生する整備需要は今後さらに減少することが予想されます。
こうした厳しい現実を直視しながら、HVやEVに代表される「次世代自動車」に対応するため、整備技術の高度化も図っていかなくてはなりません。
こうした認識に基づき、本書では、まず自動車新技術への対応を急ぐ整備業者の動向を紹介。続いて、インターネットを活用した新たな集客策を特集しています。そのほかにも、メンテナンス付きリースや独自の会員制度により顧客囲い込みを図る事例など、各地域で取り組まれている整備工場の生き残り戦略を紹介しています。
また、巻末資料として、日整連および整商連が発行した「自動車整備業のビジョンII」も掲載しました。同書は2020年までの市場予測に基づき、整備業者が目指すべき方向性を示しています。
掲載項目

電子整備時代への対応を急げ
「技術力」は整備工場が生き残る前提条件
森脇自動車
EVジャパン
今こそ「診断サービス」への取り組みを
ロータス九州


インターネット集客の時代
インターネット集客の時代1
共和自動車工業
アクティブ車体
近藤自動車工業
アイオート山口
インターネット集客の時代2
カーメイクヒロ
インターネット集客の時代3
川田自動車
デキテル


整備工場の生き残る道
オオタニ
オートボデーK
西南自動車工業
丸金金田自動車
平尾自動車工場
プラチナドライブ
アミック
札幌パーツ
林自動車札幌


自動車整備業のビジョンII
転換期に立つこれからの自動車整備業のあり方
作業分野別・自動車整備市場の予測
整備事業者の今後の取り組み