アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価770円(税込)送料実費

3月号

景品表示法を学び直そう
大幸薬品のクレベリン商品に対する措置命令は
車両用クレベリンの効果を否定するものではない

消費者庁は1月20日、大幸薬品に対して景品表示法に基づく措置命令を行った。胸ポケットやネームホルダーにかけて使用し、二酸化塩素を拡散して空間に浮遊するウイルスや菌を除去する『クレベリンスティックペンタイプ』など4商品について、パッケージやWEBサイトの表示が実際よりも著しく優良であり、消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあるというものだ。
これを受けて、かねてデンソーの『車両用クレベリン』を取り扱っているディーラーや整備工場などから、影響を懸念する声が上がっている。車両用クレベリンは、この件とはまったく無関係であるが、影響を懸念している取扱事業者が存在すること自体、すでに少なからず影響を被っていると言える。
取扱商品のパッケージやメーカーが作成した広告宣伝物の表示に問題がなくても、独自に作成したチラシの表示、さらには販売時のセールストークに事実と相違があれば、販売事業者にも措置命令や課徴金納付命令が行われる。そのため、この機会に改めて景品表示法を学んでみてはどうだろうか。


21世紀の自動車整備業
日本市場に再参入したHyundaiの販売戦略


自動車整備士資格制度の見直し
時代に合わせ新たな整備士の役割を整理
資格体系や養成課程を見直し4月に公布

近年、自動車技術の進化がめざましく、様々な先進安全技術や運転支援技術が実用化され市販車に搭載されている。こうした自動車技術に適切に対応するため、ユーザーに代わって自動車を保守する自動車整備士の資格体系や養成課程の見直しなどを行うことを目的に「自動車整備技術の高度化検討会」において検討を行い、昨年10月に自動車整備士資格制度等の見直しについて取りまとめられた。
これを踏まえ、国土交通省では自動車整備士技能検定規則、道路運送車両法施行規則、指定自動車整備事業規則等について改正する。1月27日から2月28日まで改正省令案についてパブリックコメントを募集し、それを踏まえて4月1日に改正省令を公布する。
ここでは、改正省令案と「自動車整備士資格制度等見直しWG」が取りまとめた報告書の内容を紹介する


補修部品の物流ネットワークの効率化へ
TMP四国統括支社と四国スバルが協業

部品商の最新事情2022
今なおコロナ前の売上に及ばない部品商が約半数


「電子整備時代」の幕開け
電子整備時代には知識、技術、整備機器が不可欠

《スキャンツール&エーミング作業機器の注目商品》
安全自動車
バンザイ
イヤサカ
アルティア


『最強チャネル=ディーラー』の設計図
エーミング作業の請負サービスは将来有望です

板金塗装業界には「改革」が必要!
ニューノーマルの時代のソーシャルリテラシーの高め方

どうなる自動車整備業の近未来?
勝ち組工場になるための処方箋

整備工場のDX
現役女性マネージャーが教える成功のヒ・ケ・ツ

《自動車整備業における「DX」》
日本優良自動車販売協会
LINXでLINEをカービジネスに特化

カスタマイズ市場の今!
市場は3つの軸で規模を拡大へ

アルパインスタイルがカスタマイズに新風
新たな視点でライフスタイルを提案

コロナ禍のマイカーメンテナンス
「スパークプラグ」交換の好機が到来!


第15回オートモーティブワールド
自動運転、コネクテッド、水素、電動化、軽量化など
自動車業界の先端テーマの注目セミナーを一挙紹介

クルマの先端技術展「第15回オートモーティブワールド」が1月19日〜21日まで、東京ビッグサイトで開催された。
オートモーティブ ワールドは、クルマの電動化、自動運転、軽量化など、自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に会する技術展として、世界中の自動車メーカー・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談・商談の場となっている。昨年に続き今年もコロナ禍の中での開催となったが、3日間で3万人を超える来場者が会場を訪れた。
オートモーティブワールドは、展示会と併せて、自動車メーカーやサプライヤー、交通事業者らが登壇するセミナーが多数開催されるのも特徴だ。今回はEV、脱炭素、自動運転などをテーマに180の講演が行われた。その中から注目のセミナーを選定し、最先端の情報を紹介する。


自動車特定整備業実態調査
総整備売上高は1.9%減の
5兆5510億円

日本自動車整備振興会連合会が実施した「自動車特定整備業実態調査」によると、2020年度の総整備売上高は前年度比1.9%減の5兆5510億円となった。総整備売上高は16年度以降4年連続で増加してきたが、成長が一服した。作業分野別では「車検整備」と「点検整備」は堅調だったが、「事故整備」と「その他整備」が大幅に減少した。業態別では「専業」と「自家」はプラスを確保したが、「兼業」と「ディーラー」がマイナス成長となった。


2021年のカーシェアリング市場と22年の市場予測
21年のステーション数は横ばい、車両台数は減少

カーシェアリング展望
カーシェアをさらに普及させるにはどうすべきか…

日野が8月に小型EVトラックを発売へ!

日整連2022年度事業計画

グッドワンが新たな環境ビジネスを提唱

若者の「車離れ」がストップ!

ディクセルが補修部品市場に本腰
補修部品市場でのプレゼンス向上へIAAEに出展