アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価571円+税(送料実費)
年間購読6,857円+税(送料無料)
※年間購読料は途中解約されても返金はできませんので予めご了承ください
8月号
8月1日発行

部品ねらいからお客様を守れ!
埼玉トヨペットがホイールロックとナンバープレートロックの販売強化
警視庁の統計によれば、2014年の自動車盗難認知件数(車両本体の統計であり、部品ねらい・車上ねらいは含まない)は1万6104件だった。前年の2万1529件から約5000件の減少となり、ついに2万件を下回った。最も多かった2003年との比較では、ほぼ4分の1にまで減少した。
とはいえ、もう対策を施す必要がないとは言えない。最近でも、札幌市では5月23日〜27日の5日間で、合計136件ものタイヤ盗難の届け出があった。自分でできる防犯対策をしなければ、いつでも盗難被害に遭う危険性はある。被害に遭わないためには、盗難防止ネジを装着すると効果が大きい。
今回は、盗難防止ネジを新車商談時に販売するだけでなく、サービス重点商品にも採用し、積極的に提案している埼玉トヨペットの例を紹介する。



《好評連載》
21世紀の自動車整備業

整備事業の将来展望に向けたビジネスモデル事例調査2

すぐできるインターネット活用術
整備・板金塗装工場もネット集客をしなきゃ損!


車検単価の低下を食い止めろ!
提案活動強化による「付加価値アップ」が急務
自家用自動車等の「2年車検整備単価」は2000年代前半までは6万円台をキープしていたが、05〜09年度にかけて毎年低下して5万5千円台まで落ち込んだ。その後は緩やかな上昇傾向にあるが、依然6万円台を回復できない状況が続いている。
そのため、何も対策を打たなければ、2年車検整備単価はますます低下していくことが予想される。今こそ「付加価値アップ」のための提案活動をより強化するべきである。
付加価値アップの方向性には、取りこぼしている需要を獲得することと、交換する商品の付加価値を高める2つの道がある。一つめの取りこぼしている需要は、特に専業で多いのがオイル、タイヤ、バッテリーで、こうした需要を獲得するだけでも車検単価は上がる。これらの競合商品の需要を確実に獲得しながら、付加価値を高めていくことが次のステップだ。実際の事例をもとに、付加価値アップの戦略について考える。

《付加価値アップ戦略1》鹿児島ダイハツ販売
スパークプラグ交換の付加価値アップを実現!

《付加価値アップ戦略2》トヨタ東京カローラ
クリーンエアフィルタープレミアムの提案販売強化

スパークプラグの注目製品紹介


《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
たまには正解のない議論を真剣に交わしましょう


プレミアムエンジンオイルの新展開
ディーラーの付加価値商品として再び輝きを取り戻す
プレミアムオイル市場が再び息を吹き返しつつある。
モータースポーツ参戦車両へのテクニカルサポートなどを通じて、性能の高さ、とりわけ「高負荷状況下でのエンジン保護性能の高さ」を、純正品をはじめとする一般的なオイルに対する「付加価値」として訴求してきたプレミアムオイルは、かつてはスポーツカーを愛好する「クルマ好き」を中心に高い支持を受け、アフターマーケットの人気商品のひとつであった。
近年、エンジンオイルの市場規模が横ばいまたは微減で推移する中、ブランドにもよるが、プレミアムオイルの需要が改めて高まっているという。大きく舵を切ったプレミアムオイルの新展開に迫る。

《プレミアムオイルの新展開1》モービル
保有長期化時代の新コンセプトエンジンオイル

《プレミアムオイルの新展開2》カストロール
世界初のCO2ニュートラルオイル


板金塗装の効率化と利益最大化を実現
「プレパレーションシステム」登場

《導入店ルポ》ワカマツ自動車
プレパレーションシステムをアジア初導入


《整備工場の勝ち残り戦略》隼人自動車工業
二輪車から重機整備など、オンリーワン企業としてニーズを掴む

福祉車両の販売が過去最高を記録
家庭にも軽の福祉車両が普及へ!

《整備業の新たな挑戦》岩崎自動車工場
「福祉車両」は自整業にとって必要なキーワード


自動車整備機器の新潮流
この整備機器でビジネス拡大を図れ!
第34回オートサービスショー2015が、6月19日〜21日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
合計来場者数は3万6557人。初日は雨にもかかわらず1万5045人が来場し、注目度の高さを感じた。
近年の自動車を取り巻く環境を見ると、世界的に強化される環境規制と安全規制への対応を図るため、次世代自動車の登場、車体軽量化を実現するための新素材の採用、衝突被害軽減ブレーキなどの安全技術が普及しており、めざましい進歩を遂げている。一方で、自動車整備業界は「労働力問題」で新たな局面を迎えており、省力化や効率性を高めるための整備機器が求められる。
本誌では、オートサービスショーの展示品を全3回にわけて紹介する。第1弾の今回は、「車体整備機器」「塗装機材」「システム機器」の注目商品をお届けする。


アフターマーケットに逆風
15年後に乗用車保有台数は9%減少、約3600万台に

ドイツ流監査・認証システムが日本のアフマに上陸
BMWジャパン認定工場に「板金塗装工場認証書」を発行

《アウトメカニカ開催》中東市場に日系補修部品を売り込め!

予防安全性能アセス 「レーダーAEBS」はメンテが必要

バンザイが第89期の決算を発表!!

全日本ロータス同友会が定期総会を開催

インポートカーショーの人気商品を追う!!