アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価571円+税(送料実費)
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※年間購読料は途中解約されても返金はできませんので予めご了承ください
6月号

《2014年問題サバイバル》
ネッツトヨタ埼玉
エアコンフィルターを軸にした売上確保のシナリオ

《見落とされた定期交換部品》
応急用パンク修理キット
補修用販売は需要に対して判然たる少なさ

《好評連載》
21世紀の自動車整備業
整備士の「給与実態」が明らかに!


顧客を囲い込め!
「メンテパック」と「延長保証」は
整備事業者にも有力な囲い込み商品だ!

総務省が発表した日本の人口推計によると、2013年10月1日現在の総人口は1億2729万8000人で3年連続の減少となった。
新しいユーザーが増えにくい環境下にあっては、現在、取引のある既存顧客を守り、次回の車検や車両代替につなげていくことが最重要課題となる。このような観点から、ディーラーでは「メンテナンスパック」と「延長保証プラン」を顧客囲い込みの二大戦略商品として展開し、大きな成果を上げてきた。
こうした状況に対抗すべく、近年は整備専業者も同様の商品を投入し、既存顧客の守りきりに力を入れ始めている。顧客囲い込みを巡る最近の動向をまとめた。

《顧客を囲い込め!1》
ロートピア
料金プランと設定車種を拡大し商品力を強化

《顧客を囲い込め!2》
Aモータース
ディーラーと同等の商品展開で信用力を高める

《顧客を囲い込め!3》
B自動車
メンテプラスは顧客との接点確保に欠かせない

《顧客を囲い込め!4》
京整商
会員のニーズに対応し単品での販売も開始!

《顧客を囲い込め!5》
グリーンモーター
「てんけんくん」シリーズを積極展開

《顧客を囲い込め!6》
村田自動車工業所
「メンテナンス倶楽部」で車検時契約を向上!


ロードパートナー成長八策を追う
コンサルティング営業が奏功し
整備事業者や自動車販売業者と
パートナーシップを続々締結

マツダおよびマツダパーツは、外販専用部品として展開している『ロードパートナー』について、昨年春に策定した「ロードパートナー成長八策」に基づき、補修部品市場におけるシェア拡大を推進している。
ロードパートナー成長八策は、「顧客期待&販売政策に適う真の商品体系の策定/導入」「ビジネスコンサル(経営改善提案)を駆使した販路拡大/取引額最大化」「ビジネススキームの再構築」の3つの柱からなる。第1の柱では、有台数の多い車種を優先し、品番の拡充を図っている。これが強みとなり、第2の柱も順調に推移。販路拡大では、全国ネットワークを有する各種整備業態とパートナーシップの構築を推進している。また、マツダオートザム店出資母体に対する営業活動を強化し、ロードパートナーの常備在庫化を推進。これによりビジネスサポートを通じて顧客の信頼を勝ち取り、確固たる関係を築くことで新規開拓を図るのが狙いで、パートナーシップを締結した整備事業者や自動車販売業者は着実に増えている。
ここでは、マツダパーツとのパートナーシップ締結で事業拡大に弾みをつけようとしているトヨナガと軽の森を取材した。

《ロードパートナー成長八策を追う1》
トヨナガ
車検の概念を「安さ」から「安心・安全・快適」へ

《ロードパートナー成長八策を追う2》
軽の森
軽未使用車と女性向け店舗で業績拡大中!!


全国販売技術大会優勝者に聞く
これが日産部販の底力の源泉だ!!
市場環境の変化にPAの商談提案力
お客様対応力の強化で対応
日産自動車は、部品販売会社のパーツアドバイザー(PA)の商談提案力、お客様対応力の強化を目的に、2004年度に「部品販売会社 全国販売技術大会」を初開催。以来、市場環境の変化に合わせて出題の内容を随時見直しながら、毎年開催している。
各社の直販PAと店頭PAが1名ずつ代表者として出場し、商談提案力やお客様対応力、部品検索の正確さや早さなどを競うもので、直販PA、店頭PAとも、筆記試験とロープレ競技で日頃培ってきたスキルを競い合う。それぞれ総得点で上位6名が表彰されるほか、直販PAと店頭PAの総得点の合計で争われる会社賞も設けられており、上位3社が表彰される。
2013年度大会は、部品販売会社が直面する課題を織り込んだ、より実戦的な出題が用意され、出場選手は例年以上に苦戦を強いられたようだ。
その激戦を勝ち抜いた日産部品九州販売の樋口正弘さんと日産部品近畿販売の太田健司さん、そして総合優勝(会社賞)に輝いた日産部品新潟販売を取材した。


タイの部品・用品展示会を行く
タイはASEANの自動車・
部品の生産・輸出のハブ拠点!

近年、目覚ましい経済発展を遂げる東南アジア諸国連合(ASEAN)。来年末までにASEAN経済共同体(AEC)が発足し、加盟10カ国が一つにまとまり、人口6億人を超える一大経済圏が誕生し、さらなる発展が見込まれている。
そのASEANの中で、タイは自動車生産台数・販売台数とも、他諸国に比べて圧倒的に規模が大きく、サプライチェーンも強固であり、ASEANにおける自動車及び自動車部品の生産・輸出のハブ拠点を目指している。
そのタイにおいて、商務省国際貿易振興局(DITP)とタイ自動車部品製造業者協会(TAPMA)の共催による「タイ国自動車部品・用品展示会」(TAPA2014)が、4月28日〜5月1日まで、バンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催された。
日本語では展示会と表記されているが、実際にはタイを中心とするアジア系自動車部品メーカーが出展し、各国のバイヤーと商談するトレードフェアであり、3日間の会期中に10億バーツの取引を見込むASEAN最大規模の自動車部品・用品の商談会である。
タイにおける近年の自動車産業史を振り返りながら、現地取材を交えたタイ自動車市場の概況を紹介する。


日整連「自整業の経営データ」を読む

《特集》伸びる門型洗車機を追う

ディスクローターは研磨から交換へ

7トンクラスにも運行記録計義務付けへ

自動車盗難のリアルが見えた!

オートバックスがAV修理保証制度を拡充

軽自検協が2014年度事業計画を発表

《業界データ漫歩》カー用品アンケート調査

タクティーが「TRDラリーチャレンジ」に参戦

《注目のアイテム》車の虫取リーナ

《話題の製品に迫る!》ガナドールP.B.Sマフラー

《ロングセラーの世界》オーダーカーマット「KARO」

エクスクォートのルーフモニターが熱すぎる