アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
◆発行日;毎月1日
定価571円+税(送料実費)
年間購読6,857円+税(送料無料)
※年間購読料は途中解約されても返金はできませんので予めご了承ください
6月号
《好評連載》
21世紀の自動車整備業
経営理念に合致する提供商品とは何か……

診断整備の新たな可能性を探る!
スキャンツールとクラウドを
活用した新診断サービスが登場

 
自動車メーカー各社は総力を挙げて「エコカー」と「セーフティカー」の開発を進めている。現時点でエコカーの先頭を走っているのはハイブリッド車で、エコカー補助金が終了した現在でも売れ行きは好調だ。また、マツダの「スカイアクティブ」やスズキの「エネチャージ」などのガソリン先進車も快走している。
 一方、安全技術に目を向けると、パッシブセーフティからアクティブセーフティへと開発ステージは広がっており、自動車技術は日々進化している。これらの先進車は高度に電子制御化されており、そのシステムはエンジン、ミッション、サスペンション、ブレーキなどあらゆる部位に及び、その範囲は年々拡大し、かつ進化を遂げている。
 このような高度技術を搭載した先進車のメンテナンスを行うには、整備技術も高度化していかなくてはならない。その意味において、今後の自動車メンテナンスでは「情報」と「知識」と「診断機」が必要不可欠な3大要素となってきた。


《鈑金塗装工場の勝ち残り戦略》
オオタニ
洗車場で集客力高め本業への波及効果狙う

《エンジンオイル特集1》
エンジンオイル交換の新常識
整備のプロならではのオイル交換を!!

《エンジンオイル特集2》
スズキ自販静岡
品揃えを「エクスターF」に一本化!!

《今最もホットな部品!!》
ディスクローター
補修需要が「研磨」から「新品交換」へシフト!

《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
今こそ「店舗改革のラストチャンス」です


自動車整備白書を読む
2011年度の車検台数は1.1%減
車検整備単価は0.7%減

 
5月号に引き続き、「2012年度版自動車整備白書」の中から、車検市場の動向を分析する。今回は「業態別・車検台数」である。
 本誌既報のとおり、2011年度の総整備売上高は前年度比5.4%減の5兆2982億円となり、3年ぶりの減少となった。
 内訳は、車検整備が0.2%減の2兆1299億円、定期点検整備が8.7%減の2914億円、事故整備が5.4%減の1兆1868億円、その他整備が10.7%減の1兆6901億円であった。
 車検整備売上高を車種別に見ると、自家用乗用車の「2年車検」は0.7%増の1兆5789億円と3年ぶりに増加したのに対し、貨物車等の「1年車検」は2.6%減の5510億円の減少となった。
 車検整備売上高を車検台数で割った台当たり単価は6万5803円で、前年に比べて0.9%上昇した。
 車検整備売上高を業態別に見ると、専業は0.2%減の9309億円、兼業は15.5%増の2954億円、ディーラーは4.6%減の8103億円、自家は3.2%減の933億円となり、兼業のみが前年実績を上回った。


全整協がビジョン?を策定

《整備業の新たな挑戦》
日本輸入車整備推進協会
輸入車整備で新たなビジネスモデルを構築


トラック輸送の安全対策を急げ
アフターマーケットも
安全装置の普及に本腰

 
昨年の交通事故死者数は4411人で、前年の4663人より252人減少し、12年連続の減少となった。また、発生件数および負傷者数も8年連続して減少した。
 しかし、乗客7人が死亡し、38人が重軽傷を負った関越自動車道高速ツアーバス事故をはじめ、社会的反響の大きい交通事故が発生したほか、交通事故死者数に占める65歳以上の高齢者の比率が上昇。また、飲酒運転などの悪質違反に起因する交通事故によって多くの尊い命が犠牲となっているなど、交通事故情勢は依然として厳しいものがある。
 そのような中、営業用トラックの死亡事故件数も前年比22件増の388件となった。10年前の673件との比較では40%以上の減少ながら、近年は毎年増減を繰り返すなど横ばい傾向にある。
 国交省は2009年3月に「事業用自動車総合安全プラン2009」を、全日本トラック協会も同年11月に「トラック事業における総合安全プラン2009」を策定し事故削減を推進してきただけに、非常に憂慮すべき事態と言える。
 本特集では、トラック輸送の安全対策としてかねて普及が促進されている安全機器について、新商品や注目商品を紹介する。

《トラック輸送の安全対策を急げ1》
ドラレコ一体型デジタコ「ドライビングパートナー」
業界初の運転特性診断機能で乗務員に直接安全指導

《トラック輸送の安全対策を急げ2》
富木島運送
違反を映像で検証しながら適切な安全指導を推進

《トラック輸送の安全対策を急げ3》
ドラレコ内蔵バックモニター「セーフティビジョン」
最大4台のカメラ映像で常時/イベント記録可能

《トラック輸送の安全対策を急げ4》
燃料電池式アルコール検知器「アルブロFC-1000」
高精度ながら低価格を実現したベストバイモデル!

《トラック輸送の安全対策を急げ5》
JATAが「死角低減装置に関する調査」を実施


《商品☆考察》
車載用空気清浄機を考える
高機能タイプがブレーク間近だ!

スナップオン・ツールズが新製品発表会を開催

JUKIがスリープバスター2013年モデルを発売

《最需要期の「夏」はもう目前!》
エアコンオイル添加剤を狙え!
高・低年式に関わらず提案していくべきだ

洗車の日イベント「洗車教室」を訪問


台湾アフターマーケット取材記
台湾から日本
そして世界の自動車産業の
未来が見えてきた

 
4月10〜13日、台湾の台北世界貿易センター南港展示ホールにおいて「第29回台北国際自動車部品&アクセサリー見本市(2013AMPA)」「第8回台北国際カー・エレクトロニクス見本市」が台湾貿易センター主催で開催された。
 自動車部品、アクセサリー、カーエレクトロニクスなどが出展されるアジア最大規模の見本市であり、2つの見本市の合計出展社数、ブース数ともに過去最大の開催規模となった。
今回、台湾へ赴き同見本市をレポートした。