アフターマーケット
◆形 態;B5判 90〜160頁
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5月号
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トヨタ純正ナビ“09モデル”登場
裾野拡大へリーズナブルなSDナビを新設
HDDナビは通信機能強化でさらに進化!

 トヨタ自動車は5月7日、販売店装着オプションのトヨタ純正ナビゲーション(以下、用品ナビ)をモデルチェンジし、新たに09モデルとして7機種を発売する。
 新車販売の不振が響き、トヨタ純正ナビ(工場装着+用品)の販売台数は2年連続の前年割れとなった。加えて、コンパクト車の販売構成比の高まりにより、装着率もはじめて減少に転じた。
 これを受けて、09モデルでは「ナビ需要の裾野拡大」を重点取り組み事項の一つに掲げ、新たに応答性・静粛性に優れる、SDカードを媒体とした「SDナビ」を設定し、低価格モデルの充実を図った。これにより、コンパクト車に対する商談強化を推進し、装着率の引き上げ(=ナビ需要の裾野拡大)を図る意向だ。また、「売りわけ」を販売における最重点課題に掲げ、併せてG-BOOK mX対応HDDナビをはじめとする上位機種、商品力を強
化したナビオプションの推販に引き続き注力していく。
《多発するカーナビ盗難に強い味方》
マックガード『ナビゲーションロック』
「狙われやすい純正ナビ」をがっちりロック

《好評連載》
21世紀の自動車整備業
未曾有の危機を迎えた整備工場経営

《整備工場の勝ち残り戦略》
鈴木自動車
入庫回数増加による信用乗数効果で収益向上

《環境でメシが食えるのか シリーズ1》
地球健康クラブ
温暖化防止の「469maランド」を開設

《環境でメシが食えるのか シリーズ2》
地球健康クラブ京都工場会
整備業者の環境ネットワークが発足

《整備業界初!福祉車両の社団法人》
日本福祉車両未来研究会
福祉車両を通じて福祉事業の創造と社会貢献

《好評連載》
「最強チャネル=ディーラー」の設計図
隣の店の「定番商品」だって「新商品」になる

《ディーラーサービス戦略》
ネッツトヨタ中央大阪
画期的な新商品で新たな需要創出目指す


こうすれば単価は上がる
「何を提案するか」は入庫前に決める!顧客
情報を活かしたワン・トゥ・ワンビジネスを

 みなさんのお店では、お客様にどのように単価アップのための提案を推進しているだろうか? 「入庫(来店)時にクルマの状態を確認しながら」、あるいは「お客様とお話をしながら」といった答えが返ってくると思われるが、「入庫前に何を、どう提案するか作戦を練っている」という店舗は少ないだろう。
 しかし、これができるのがディーラーの強みだ。なぜなら、最近は飛び込み客への対応が課題に掲げられるほど計画入庫が進んでいるからだ。
 つまり、少なくとも前日までには誰が、どんなクルマで来るかわかっているので、入庫履歴を参照しながら事前に単価アップのための作戦を練れるわけだ。しかも、店舗や担当営業スタッフによっては顧客の趣味や嗜好なども把握しているだろうから、それらをフル活用して作戦を立てれば、一人ひとりのお客様にもっとピンポイントに、もっと効率的に各種提案を行うことができ、結果、単価アップが図れるはずである。
 単価アップに必要なのは提案力だけではない。それを活かすための準備(作戦)こそ重要だ。


《良いもの発見》
クイックエバポレータークリーナー
梅雨だ!エアコン内部洗浄だ!!

《整備市場の需要予測》
懸念される整備需要の減少傾向
今こそ明確な経営戦略の構築を!

《大型車定期交換部品特集》
エアスプリング
予防整備の観点から定期交換需要を掘り起こせ


ワイパー特集
拭きを実感できる梅雨だからこそ
ワイパー交換で入庫促進を図れ!

 
ワイパーの拭きの良し悪しは、雨が降っている時にしか実感できない。それゆえ、実際に体感する機会が多い梅雨の時期は、ワイパーの交換促進や拡販を積極的に展開するチャンスである。
 整備工場やディーラーでは、ワイパー交換は基本的に車検・点検のタイミングで実施されている。特にディーラーにおいては、ほぼ漏れなく提案がなされており、実際に非常に高い確率で交換されている。しかし、車検はともかく、点検の実施率は低い。それゆえ、業界が推奨する「年1回の交換」は、毎年点検を実施している一部のお客様にしか推進できていないことがうかがえる。
 ならば、シーズン点検としてワイパー交換をガラスコートなどと一緒に展開し、点検を受けなかったお客様に集中的にDMで案内してみてはどうだろう。実質的な潜在需要は、点検よりもはるかに大きいだけに、入庫促進の有効な手段となるはずだ。

《ワイパー特集 特別編》
エアロワイパーブレードのラバー交換に要注意
もはや「長さが同じなら付く」は非常識!


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バッテリー特集
高速道路「休日上限1000円」割引開始で
高付加価値バッテリーの需要拡大は必至

 最近のクルマは、省燃費を目的とした充電制御システムを搭載している。また、アメニティの向上が図られ、標準装備される電装品も増えているため、消費電力が格段にアップしている。加えて、「上限1000円」にする休日特別割引が開始され、週末の高速道路は渋滞が必至で、バッテリーにとっては非常に過酷な使用状況となる。
 バッテリーメーカー各社では近年、補修市場向けにより高性能、大容量の「高付加価値バッテリー」を投入し、ユーザーに「高付加価値バッテリーへの交換」を訴求しているが、今夏、この動きはさらに強まるだろう。そして、実質、ユーザーから保守管理を一任されている整備工場やディーラーは、点検の結果、交換の必要があると判断された場合は、安心・安全・快適なカーライフのサポートの観点から、率先して高付加価値バッテリーをおすすめすべきである。